梅雨明け

オシダです。
梅雨明けしたと聞きました。
これからどんどん暑くなっていくのかあ。
下半期はもう始まっていますね。心が焦ります。自分の背中を自分で押さなきゃ、と思ってます。
あと、わくわくもしています。でも、やっぱり心がぐつぐつなります。

先日のワンマンライブはとても楽しかったです。来てくださったみなさんはどうだったんでしょうか。ひとりひとりにお聞きしたいぐらいですけど、それは無理なのでしょうがないのですが、少しだけ話すことができた方々は楽しかったと言ってくださって、本当に嬉しかったです。本当にここはまだまだ通過点なのだなあ、とワンマンが終わって思います。当たり前なんだけど。
いなかやろうを10年やってきて、なんでやってきたんだろうと考えると、正直そこにいなかやろうがあったからで、今はっきりと言葉にできない。
気づいたら10年経っていたんだけど、もっと濃い10年にもきっとできただろうし、薄い10年にもできたんだと思う。きっと考えようとしたらたくさん理由はでてくるんだと思う。だって今やめるかっていったら絶対にやめようと思わないからね。
このあいだワンマンが終わってはじめて思ったことがありました。いなかやろうだけが目的で来てくれた人たちがこんなにいるんだと思って、そんでその人たちがみんな(実際顔があまり見えなかったからわからないけど、)笑っていた。(気がする。)
ん?これはすーごいことだぞ?やばいな。いやいや、改めて考えると涙がでるからやめとこ。とか、始める前は思ってました。
終わってはじめて思ったのは、「ここまできたら、次に進むしかないぞ。」でした。たとえば、別に有名でもなんでもないわたしたちいなかやろうが、バンドを例えば解散したところで何にも変わらないと思っていた。(いやそれについて考えたりしてはいなかったけど、昔それについて考えたならくやしいけどきっとそう思っていた。)で、今ですね、きっと例えばいなかやろうというバンドが解散したとなったとき、「えー?なんで!?」「うそだ!!」と思う人がいるんじゃないか、と、ワンマン終わった直後に勝手に思って、で、「やめるわけにいかん…!」とこれまた勝手に思って、感慨深く勝手になってしまいました。わかる?わからんかなー。すいません。わたしにとってはすごく大きなことだったんです。でも、現時点ではやはりまだ解散したとして何も変わらないのは一緒かもしれません。(くやしいけど。)というかそうでしょう。でも、なんか違うんです。確実に違うんです。なんかね、すごいことなんですよ。
あの場に来てくれた人たち一人一人が、その日の予定をあけてくれて、チケットを予約してくれて、お金を払ってくれて、そこには付き合いだからとか、そういうのいっさい感じなくて、いなかやろうとして、これはすごいことなんですよ。
うまいこと思いつきました。今までそこに水が湧くことを信じて井戸をずっといなかやろうひとりで掘ってきました。そしたらやっと水がちょろちょろ出てきた!時の感じ。せっかく水が出たんだから、その井戸は使わなきゃ意味ないでしょ?今は周りからも声が聞こえてきて、そしたらもうそっからもっと水がでるように、がんばって掘るでしょ?その時の気持ちだ。きっと。何もない土を掘るのとは違くて。それにその状態ではまだ井戸は使えないから、もう掘り進めるしかないでしょ?そういう感じ。
それを今噛み締めておいて、次に進むぞ!ブログに書くぐらいいいじゃないか!甘っちょろい!と思った人いるかもね!これからだってわかってるよ、でも、一回噛み締めておくべきことだとわたしは思うぞー!うおー!そのぐらい嬉しかったんですよ、本当に。泣くぞ。
なんかね、自分たちだけじゃなくて、今回、これからだね、ここからだね、と言ってくれる人が他にもいて、やはりその人たちも感じてくれているんじゃなかろうか。と思う。うん。そうだ、ここからだと本当に思う。ブログに書いてくれてる人もありがとう!すごく正直で嬉しい。

http://ensou2.blogspot.com/2009/07/10.htmlこっちゃん
http://members.at.infoseek.co.jp/meganegosink/index-live.htmきうちくん
きうちくんは写真もいっぱい撮ってくれました!ありがとう!→http://picasaweb.google.co.jp/meganegosink/090711penguinhouse#
おしまい!

当日ライブをビデオ撮影してくれていた橋本さんが片付け終わった後にポラを撮ってくれました。もういっちょ。

「10」を表すはずでしたが「110番」になっとるではないかー。がーん。




えーここから勝負、これからだ、のいなかやろう、今後の予定です。
どきくんも書いてますね。つぎは8月2日だ!「朝日と夕日」というかなりやばいイベントです。
箱庭の室内楽というかっこいいやつらとやるのだ。
先日合同でレコーディング合宿をしたのだ。なんか青春時代という感じがして、とても嬉し楽しかったです。
若くなくたって、やればなんでもできるんだぜ。清志郎さんも言っていたな。そういえば。ほんとにそう思います。
お弁当の買い出しとか、西川君のご両親に会ったりとか、山中さんがお泊まりすることに対しての箱庭メンの喜びようとか(山中さんは滅多にそういうことが今までなかったらしい)。合宿をとおしていなかメンのくだらなさは結構さらにバレたと思う。そして箱庭メンの面白さも結構さらにわかってしまった。ほんとうにみんないいキャラをしている。
そして、本題のレコーディングはかなりの手応え!ここがやはり違うのだ、そう、われわれはミュージシャンだったのだ!これがなかったらただのやばいオタクでどうしようもない中年集団(言い過ぎた)だが、これがあるから大丈夫だ!よし!

と思った写真。

前日夜中までくだらない話しかしていなかったのに、次の日の朝にはちゃんとこういう顔を見せていました。うん。



わたしの写真には残ってませんが、このベーストラックを録ったあとに、ちゃんと(というかがっつり)山中さんもものすごいレコっぷりを炸裂させてました。わたしも別録りでしたが、がっつりがんばりました!楽しい!本人たちが楽しいのだから観てくれる聴いてくれる人たちもきっと楽しいはずです。なんというかお互いのバンドの音楽が融けだして合体してすごくいい具合に化学反応を起こしているんです。
もうおわかりかと思いますが、来てくれた人はこれを味わえます。特典も、かなりすごいです。
当日までがんばって準備するぜ!まってるぜ!予約受付中だぜ、定員に達する前にゲットだぜ。→http://www.inakayaro.com/asahitoyuuhi.html

余談というか、余談になってくれてよかった話なんですけど、ワンマンの打ち上げのかなり終盤にですね、たくさんお酒を飲んだ後になかだくんが居眠りして座っていた椅子から落ちるという事件がありまして、椅子から落ちる様が人魚の様に美しかった為、人魚事件として語り継いでいこうと勝手に思ってます。しかしほんとに大丈夫そうでよかった〜。彼は人一倍がんばり屋です。しかし少しだけ不器用なんです。疲れていたんだなあ、とか、気が抜けちゃったのかなあ、痛そうだなあ(頭から微妙に流血)、とかほんとに家族のような気持ちになり、ああ、もうやんばは家族なんだなあ、と朝方の病院でぼーっとなりながら思ったりしました。ほんとこれからもよろしく。
そしていなかの周りにいてくれる暖かい方達、いなかのことを想ってくれる方々、本当にいつもありがとう。と言いたいです。