バトンタッチです。

こんにちは、2番手に登場、いなかやろうのドラムをたたいてます、押田です。

わたしがいなかやろうに入って、かれこれ9年近くがたちました。もうすぐ10周年なんですね。いなかやろうはわたしが始めて組んだバンドであり、一生続けたいと願っているバンドです。毎日、このバンドのことを考えています。家族みたいで、よく考えれば考えるほど変な関係であります。だって、週何回も必ずあって、楽器を演奏して、歌を歌って、いつでも音楽の話をして、運命を共にして、どうしたらよいか、はなしあって、笑いあって、泣いて怒って、なんやかんや… こんな関係、自分がバンドをやっていなかったらこの年(27)で、(この年じゃなくてもか)考えられません。
よく、バンドのメンバーと飲んだり遊んだりはしないの?と聞かれたりしますが、こんな濃いことばっかし年がら年中やっておきながら、その他に時間作って会って飲んだり遊んだりするかーい!ってなもんです。そんな時間があったら今はバンドのために動こうじゃないか、と思ってしまいます。(逆にツアーなんかに行ったりすると普通に遊べて楽しかったりする。)
かといって、会っている時間を有意義に使っているかというとそんな上手くはいくはずもなく、4人の人間が集まって本気で音楽をやるということはやっぱり大変で、スタジオに入ってほぼ演奏しないで終了。という日もあったりしたりして、なかなか大変であったりもします。不器用な人間が集まっているので、お互いの気持ちを伝え合うのも下手だし、でも伝えないと前に進めないし、の繰り返し。そして、くだらない世間話でバカ話に花が咲き、気づいたら3、40分たってたよ、やべー、練習しようぜ。てな日もしょっちゅうあります。このように、ほんとに不器用でスマートではないバンドですが、
わたしにとっては青春そのもので、愛すべき仲間がいる場所なんです。

音楽をやる上で、人によってはやはりタイプが全然違ったりするでしょうし、もっと突き詰めて求めるものを研ぎ澄まさせて行かなきゃと思う人もいると思う。でも、わたしはあくまでこのバンドでそれをしたいと思ってしまう。わがままですね。一生青春が続けばいいと思っている。がんばって、守っていきたいと思ってしまう。それだけ思わせてくれるバンドなんで、やっぱりがんばって続けたいと思う。ドラムも、歌をこんなに一生懸命歌うのも、いなかやろうと一緒に覚えてきました。やっぱり自分にとっては奇跡だったと思うし、だからこそ、その上に行かなきゃ行けないとも思う。
突き詰めて、研ぎ澄まして、このバンドで、どうなるのか、それをしたいと思います。


メンバーは ドキくん(ギター、歌)… くそまじめで感情の起伏が激しい。
                   いわずとしれた、アホである。
      ナカダくん(ベース、コーラス)…くそまじめで不器用、練習たくさんする。
                      そんじょそこらと違う、アホである。
    アサミさん(キーボード、コーラス)…あらゆるいろんなものをその内面に秘める。
                        噛み締めると、アホである。
      オシダ (ドラム、コーラス)…楽しい時は楽しい、悲しい時は悲しい。
                     わかりやすい、アホである。


いやー、アホでよかったー。
ほらほら、さあさ、お次は誰が登場するのかな。
ではまた!