音楽はいつもそばにいる

inakayaro2010-03-15

土岐です。
ちょっとイレギュラーでありますが、3/11に行われたイベントの感想を書き込みます。

まず、あの日来てくださった皆さん、出演して下さった永友聖也さん、おとぎ話さん、出張サンレインレコードをしながら、DJもしてくれたDJ FUKUYOKAさん、そして下北沢440さん、本当にありがとうございました。至らない点があり、色々ご迷惑もかけてしまいましたが、そこはこれから改善していくとして、とてもすばらしいイベントになりました。僕らは音楽を身近にしたいという気持ちからこのイベントを行いました。意図へのリンク
この企画をするチャンスをくれた440の金杉さんが入り口に企画の意図を大きな紙に書いてくれました。外にいるとき、それを何人かのお客さんが、写真をとっていました。
挨拶で、僕の知人の体験談を話しました。その話をのせます。
知人は某バンドのライブのチケットが一枚余ってしまったため、チケットあげるから行こうよと友達を誘ってライブに行ったそうです。ライブ終演後、その友達は「ライブが凄くよかったから、お金を払う」と言って、知人にチケット代を返したそうです。そこに生まれた気持ちっていうのが、とても大切だと僕は思いました。今回の投げ銭はそういう気持ちを形にしました、というような内容を話したと思います。

以前、ツイッター投げ銭は表現への対価、ではないと思う、とつぶやきました。もちろん、対価ではあるけど、それだけでもないような気がしていました。上に書いた事例は、表現者への対価だけでおさまらないことだと思います。
このイベントを終えた今、僕はその気持ちのやりとりがいつか標準の価値観になると思いました。
その価値観はアーティストとそれを聴く人、そして、その場を提供してくれる人、みんなにとって、素敵なつながりになると確信しています。

で、一番肝心なところなんですが、このイベントは音楽としてもすばらしかったです。
まず、かやるた特製のサンドウィッチが出されました。開場前にかやるた、押田さん、こっちゃんががんばってサンドウィッチを作ってくれました。440のスタッフの方も一緒に協力してくれました。そのサンドウィッチがとてもおいしかった。
最初の挨拶にプレッシャーを感じていた僕は、顔面蒼白だったみたいで、終演後おとぎ話有馬君に「会場があんなにあったかかったのに、どきくんの顔、真っ青だったよ」と言われたくらいです。
で、それは挨拶が無事終わってもずっと心を支配していたんですが、おとぎ話のライブがめちゃめちゃよくて、すぐ吹っ切れました。最高だった。
永友さんはアコギの弦を3本も切っていた。僕の好きなマウンテン・ア・ゴー・ゴー もやってくれた。みんなが手拍子したりして、会場に一体感が生まれた。ありがとうございました!
いなかやろうも、全力を出した。なんだかんだ言っても、音楽が一番大切で、それが全てでもあるんだ。ここまで作ってくれたイベントを終わらせるには、最高の演奏しかなかった。けど、そんなプレッシャーは無かった。自然と音楽がみんなに伝わっていくのがわかった。
セットリスト
みんな元気
エンドレスサマー
春よくるな
ペパーランド(かやるた一緒)
夜はいつも(かやるた一緒)
あかり(かやるたありがとう!)
ロージー
パーフェクトミュージック
アンコール
たばこロード

4/27、音楽はいつもそばにいる〜横浜編〜をサムズアップさんで行います。このイベントは続けていくことが大切だと思っています。ぜひ見に来てください。

写真をとるのを忘れていて、唯一とったおとぎ話の写真を!しかもめっちゃ小さいけど!!
誰かこの日の写真をとっていた人いたら、送ってほしいです。よろしくお願いします!