生放送開始

始まりました。本番は別ページになります。番組表のところから入り直して下さい。皆さんよろしくお願いします。。
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ただ今リハーサル中!

間もなくONAIRもはじまります!

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土岐です。本当は来週登場予定なんで、イレギュラーかましますが、ブログ更新します。
読みづらいかもしれませんが、それは僕の文章力の低さなんで、どうかご勘弁。どうにかこうにか伝わるくらいには書けていると思います。
本日、スタジオライブの模様をインターネットのニコニコ動画で生放送しました。
いつもお世話になっているスタジオ、サークルサウンズでライブを行いました。
前回の日記に書いた内容が、今日のライブで、もっと具体的に見えたので、その報告です。
インターネットっていうのは、コミュニケーションのツールとして良い所、悪い所ありますよね。
アコースティックライブを通して学んだ事の一つに、集合体としてのお客さんじゃなくて、一人一人のライブのコミュニケーションって言うのがあって(それは単純に音が小さいとかありますが)親密に出来るんだなぁって。でね、それをするには、やっぱり、たくさんのお客さんの前で演奏しても、難しいと思うんです。僕の尊敬する人が言っていたんですが、「場所を目指して音楽をしちゃだめだよ」って。その人は武道館とかでもライブしていましたが、今は小さい所で演奏しています。それはとても大切な事だと思います(そういう風に僕が解釈したってのもあるけど)。でっかいところでバーンって音も出したいけど、僕はこういう環境でもライブがしたい。それを内輪で盛り上がっていると思われたくない。そんなんじゃない。そして、その親密なコミュニケーションを生むライブで、それをみんなに伝えたい。そしたら、きっと音楽が生活にもっと溶けていくんじゃないかなって。
前回書いた投げ銭も、僕はそれを現実的に出来る方法の一つだと思うんです。
例えば、おいしいご飯を出してくれるライブハウスってありますよね。でも、現状、ご飯を食べに入らないですよね。ライブを見に行って、で、お金があったら、ご飯も食べる。時にはお金がなくて、ご飯食べれない。これって、多分、そういうご飯を出してくれるライブハウスの人達の理想像とは違うと思うんです。でも、現状お金がなくてそうなっている。で、ご飯やお酒があんまり出ていかないから、結局の所チャージ料がかかる。これもしょうがないと思う。
でね、僕はご飯やお酒を飲みにライブハウスに来てほしいんです。そんで、その時演奏を聴いて、例えば500円持っていたら、100円投げ銭にする、5000円持っていたら1000円投げ銭にする、払ってくれた人の気持ちって一緒だと思うんです。金額じゃないんです。音楽聞きたくて、でも行けない理由がお金が無いだけだったら、そんな理由で来れないなんて、さみしい。投げ銭だったら、ぶっちゃけ、そのまま帰ってもいいんだし。
やっぱりご飯食べてたり、お酒を飲んで、見たい聞きたい音楽ってあると思うんで、ライブが全部全部そうなる必要は無いと思う。その矛盾を僕は今回、自分で素直に理解出来たんです。
それはアコースティックライブっていうのがきっかけだったけど。
上記にような感じで、例えば下北沢とか、ライブハウスいっぱいあるけど、そういうスタンス、それを当たり前のように感じられる世の中になれば、僕はもっと音楽が身近になるし、いいなぁと思うんです。それでミュージシャンが生計をたてられるかはわかんないけど。少なくとも場所を提供してくれるライブハウスが、それを最初に作ったときの気持ちが、もっと大切に、そして、現実化してくれたら、まわりまわって、ミュージシャンも音楽が好きな人も、もっと音楽が生活にとけていけると思うんです。
でね、最初にいった、内輪の話ですけど、そういうスタンスがもっと浸透すれば、それはもはや内輪という括りではなく、そういう文化が生まれると思うんです。つまり、色んなところで、色んな形で音楽が鳴って。その一つに(人数的、規模的に)小さなイベントがあるという。
実際、そういうイベント、最近増えていると思います。でね、そういうのを知らない人達もいっぱいいます。で、今回おこなったインターネットでの生放送っていうのが、とてもよかったと思いました。「ネット」という、つながりの可能性としたら世界規模でね。小さなイベントを生放送で届けるって、なんかの始まりな感じがします。
んで、ネットで見ている人達は生放送か録画か、実は本当の所わからないんだけど、でも、生放送というだけで、見ている気持ちが違ったはずです。なんで違ったのか、そこに今後のネットのつきあい方、人としてのコミュニケーションとしての繋がり方の未来があるんじゃないかな。それに関してはまだはっきりした言葉にできないけど、多分、上に書いた投げ銭のコミュニケーションとか小さなイベントのつながり、ネットの生放送、そういうのが今後ちゃんと一般人レベルで認識されて、それを指す「言葉」が生まれると思う。その時はもしかしたらもう近いのかもしれない。
僕はそういう生活にある、音楽、というのを鳴らしたい。
こんな僕ですら感じる、音楽の力が弱まっていく感じ。(音楽だけじゃないだろうけど)
多分、生活する上でなにかの引き換えに音楽が弱っていっちゃったんだよね。それを取り戻したい。それを未来に伝えたい。音楽のすばらしさを。僕は音楽好きだから。そして、音楽が好きな人っていっぱいいるから。音楽が元気を取り戻してほしい。僕の周りには音楽を元気にさせてくれる人、いっぱいいます。今日の二郎さん、とってもよかった。上に書いていた事、その場に見に来てくれたお客さんと一緒になって見ていて、あぁ、これはとても幸せな事なんだなって思いました。来てくれた人、手伝ってくれた人、ネットで見てくれた人、そして、こんな素敵なステージを貸してくれたサークルサウンズのマスター、みんなありがとう。
青山のイベント、お金かかるけど、でも、僕らはそういうライブをするよ。エレキでドカーンってライブするよ。だから聞きに、見に来てほしい。トモフスキーさん、とってもすばらしいから。大好きだから。そろそろ寝よう。今日はとても楽しかった。おやすみなさい。