日常

無事帰還しました、中田です。
下の写真は眠くてたまらない自分+そんな事どうでもいい、というか僕の存在がどうでもいい、というか消えてなくなれと念じているあさみさんです。うそです。というかうそでないと非常に悲しくなります。
本日も順調に酔っています。
今日も話題は音楽ではありません。
最近また本を読むようになりました。
少しライブの感覚が空いているので、ここぞとばかりに読んでいます。
今週は「クラインの壷」と「夏への扉」の2冊です。
どちらもSF関係では割りと有名な本ですかね。
内容はこれから読もうとしている人がいると申し訳ないので詳しく書きませんが、非常に楽しく読ませて頂きました。
クラインの壷」は、作者の岡嶋二人さんが元々ミステリー作家という事もあり、ハラハラとさせられる展開が良かったです。これまでの日常との乖離がじわじわと押し寄せてくる感じがとても秀逸でした。終わり方も決してハッピーエンドではなく、読後感は気持ちの良いものではないです。でもなんだか後ろ髪を引かれるというか、続けて2回読んでしまいました。このコンビの本は他のも読んでみようと思っています。あと、男のロマンとでも言いましょうか、最新式のコンピューターっていうものやっぱり魅力的です。なんてな。
夏への扉」はラベンダーの香りのやつと並んでタイムトラベル物の代表作ですね。物語は一人称で描かれていまして、僕は主人公の人格というか、生き様に引き込まれました。思った事は何でも思いつきで、突き詰めていってしまう性格なのですが、こういう人は大好きです。見ていて空きないですからね。一緒に仕事をしたら疲れそうですけど。また、1970年代の観点から描かれた2000年の描写が興味深かったです。割と的外れなのですが、僕らが今考える2030頃の世界観と共通している部分があります。例えばこの本の中では2000年には風邪は撲滅されています。でも現在でも皆当たり前のように風邪をひきます。そして、近い将来風邪がなくなったら良いなと思っています。どちらの発想も似たようなものですよね。何時の時代も未来への人の願望なんてあんまり変わらないのだなと思いました。そういう観点から見てもこの本は楽しめました。

という日常を過ごしています。もちろん音楽を聴いたり演奏したりしていますが、それについての記述は他のメンバーに任せようと思います。次回は恐らくアニメ関係の話をします。中田です。
ではよろしく。